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令和暫定対応Excelの関数と表示形式-Excel-

要望がありましたのでメモします。

関数の場合

結論:

=IF(A1-“2019/4/30″<=0,TEXT(A1,”ggge年m月d日”),IF(YEAR(A1)>2019,”令和”&YEAR(A1)-2018&”年”&MONTH(A1)&”月”&DAY(A1)&”日”,”令和元年”&MONTH(A1)&”年”&DAY(A1)&”日”))

A1となっているところを参照セルに置き換えてください。

動作:2019/4/30以前だと平成などの元号になります。2019/5/1~2019/12/31までは令和元年となります。それ以降は令和〇年となります。

関数の簡易解説

関数で令和元年を表示する方法は、たくさんあると思います。

今回はできるだけ説明しやすいように作成してみました。

そのせいで些か長い式になりました。

まず、「2019/4/30までは和暦の表示形式にする」の部分が

=IF(A1-“2019/4/30″<=0,TEXT(A1,”ggge年m月d日”),

の部分ですね。日付があるであろう「A1」から「2019/4/30」を引いて、差が0日以下ならTEXT関数を使って和暦表示にしてください、としてあります。

次に「西暦年が2019年より上なら、令和〇年、それ以外なら令和元年とする」

,IF(YEAR(A1)>2019,”令和”&YEAR(A1)-2018&”年”&MONTH(A1)&”月”&DAY(A1)&”日”,”令和元年”&MONTH(A1)&”年”&DAY(A1)&”日”))

残りのこちらの部分ですね。

YEAR関数は日付から年だけを取得してきますので

YEAR(A1)>2019

とすることで2019年より上かどうかを判定してます。

次に文字列を結合する「&」を使用して

“令和”&YEAR(A1)-2018&”年”&MONTH(A1)&”月”&DAY(A1)&”日”,

の部分で

「令和」と「A1の西暦年から2018を引いた年」、「A1の月」「A1の日」

とすることで、「令和〇年〇月〇日」を表示させます。

残りは、「2019/5/1~2019/12/31」までの期間になるので

“令和元年”&MONTH(A1)&”年”&DAY(A1)&”日”))

として、「令和元年」と「A1の月」、「A1の日」と表示させてみました。

簡易解説は以上です。

表示形式の場合

[<=43585]ggge”年”m”月”d”日”;[<=43830]”令和元年”m”月”d”日”;

こちらをユーザー定義に貼り付けます。

動作:2019/4/30までは平成、2019/12/31までは令和元年と表示されます。年末までの暫定対応です。

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